2013年05月21日

怪奇瘴忌譚のどうでもいい裏話(試作版と名前の違う妖怪がいる件について)

多分誰にもなんの需要もない話なんですが、ツイッターで呟くのもなんか違うと思ったのでここに書き残しときます。
実は怪奇瘴忌譚にはテストプレイ用に製作していた時のバージョンと公開後のバージョンだと名前が違う妖怪が2名おります。なんでわざわざ名前を変えたのかというお話。


・「ぬるぬる」
いきなり怒られそうな話だしわざわざ言わなくてもいい様な話なのですが、「ぬるぬる」という名前で登場した彼は、実は元々「すねこすり」という名前でした。
いやもちろん、すねこすりがこんなス○イムみたいな姿で載ってる図鑑なんて日本のどこにもないと思います。自分としては「人の股の間をすり抜ける、目には見えない存在」というイメージだったので、姿形はどう想像した所で間違いではないだろうと思い、「とりあえず転倒攻撃を得意とする雑魚敵」として早い段階から登場を予定していました。

ところが。

製作中に「和風妖怪モノを作ろうというのに、その筋の超有名作品であるところのオシチヤをプレイしていないというのはいかがなものか」と思い立ち、急遽プレイしたのです。
すると、なんとこの作品では「すねこすり」がほとんど主人公のような存在ではありませんか!しかもすごくイカした役どころのキャラです。
トゥルーエンドまで見た後、すっかり彼に惚れこんだ僕は、もう彼を間違っても雑魚妖怪として自作品には登場させられないと思いました。さらに言えば、もし彼の名前を自作品で使おうものなら、きっと僕はオシチヤのファンに されると思いました。
そういうわけで、彼のビジュアルから名前を新たに創出することにしました。
といってもこんな姿の妖怪日本にいたか…?と思ったので、結局いそうな名前でありながら特にどんな図鑑にも名前が(多分)のっていない、新たな妖怪「ぬるぬる」が誕生したのです。
・妖怪"ぬるぬる":
 『目には見えないが、古い家の湿った廊下に住み着いている妖怪。あなたが廊下を裸足で歩くとき、足の裏に"ぬるっ"とした不快な感触を覚えたら、そこには"ぬるぬる"がいたのかもしれない…』
ごめんなさい今考えました。


・「川男」
ここまでインパクトのない名前の妖怪もおるまいと思うのですが、彼も公開前バージョンでは「屍生人」という名前でした。RTPにいわゆるゾンビがいるので、彼を日本妖怪として採用しよう!と思ったわけですね。それで、全部漢字にして「屍生人」にした…のですが。
この名前を破棄した理由は、まあ、あからさまに某漫画の吸血鬼の手下たちの名前そのまんまだから…という理由もあるのですが、なにより決定的だったのは、そもそも「日本にはリビングデッドは馴染まない」という理由です。

何故か。

理由は簡単で、日本は火葬文化だからです。ネットを漁っていて気がつきました。
(以降いい加減な知識に基づいた自論↓)
日本で埋葬された死体って基本的に原型を保っていないのですよ。日本のオーソドックスな妖怪と言えば火の玉とか炎系がやたら多いのはこれゆえではないかと思います。
野ざらしにされたまま死んだ武士、などはいるかと思いますが、湿気が多く死体が腐りやすい気候故、そういった者が月日を経て妖怪化した場合は原型を保てず。白骨死体というビジュアルにならざるを得ないのです。あるいは生前に使用していた武具に怨念が籠りリビングアーマーとなるか、あるいは霊として化けて出るか。肉体を持ったゾンビは根本的にあんまり日本っぽくないのです。
だから、もし日本でゾンビを出すとしたら、生きた人間に吸血鬼ウィルスが感染するとか、あるいはナナシノゲエムの「リグル」みたいに新しい概念を創出しないとならないわけです。

で、日本妖怪に「原型を保ったまま動く死人」に相当する存在がいないか調べて(ググって)いたところ、引っかかったのが「水死体」。
…あー確かに水死体なら原型は保ってるなーとか河童は実は水死体であるとか興味深い話が出てきたのですが、河童は既に出している敵なのでもう一人川辺の妖怪になれそうな近い妖怪…ということで、見た目と生息条件などのすり合わせにより「川男」が採用されたのでした。
長々書いたけど大した理由じゃなかった…。

今日はこんなところで。
posted by はしもと at 19:16| Comment(0) | 自作ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。