2013年11月23日

自作ゲーム「迷子の少年」紹介その5(RPGツクール for mobile)「永遠なる白の世界」編

昔ツクールモバイルに応募したもののコンテスト終了とともに一瞬で配信終了になり、その後データがPCごと盗まれ、今はかろうじて自分の昔の携帯の中でだけデータが生きているRPG「迷子の少年」の内容紹介記事、いよいよ今回が最終回です。
初回の記事はこちら→http://hashimotorst.seesaa.net/article/377160895.html

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<前回までのあらすじ>
母親と別れ迷子になった少年・サブローは、他の「人」がいる場所を求め、
「緑の草原」「青い小宇宙」「紅き黄昏の惑星」を旅し、
無数の「人影」がたたずむ陰鬱な地下世界、「暗黒街」へと降り立った。
街の外は全くの暗闇だったが、サブローはその先に一軒の赤い家を見つけた。
意味不明なオブジェの数々を通り過ぎ、危険な白い人影達を退け、家の奥に広がる闇の向こうに一段と巨大な人影「虚人」を発見する。
「虚人」はこの先の世界には何もないと言う。
それでも進む意思を見せると、戦いの末、この「虚人」の体が次の世界への扉である事を告げられる。
先には何があるのか?何もないのか?サブローの母親は見つかるのか?


<永遠なる白の世界> BGM:なし
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虚人の体をくぐると、その先に広がっていたのは、何もない、白の世界でした。
それでも足を進めると、見覚えのあるシルエットが見えてきます。

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暗黒街の手前で一度別れた、マナブ君の残骸です。

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時折どこかでみたようなものを見かけますが、全てただの残骸で、何の反応も示しません。

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・・・・


<サブローの残骸>

細長く続く花畑の残骸を辿ると、サブロー少年とそっくりな「残骸」が見えてきます。
話しかけると…
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<"怪物"からの逃走> BGM:「abc.mid」(奥山キイチ氏 http://kiiiichi.sakura.ne.jp/midi.html

サブローの残骸に話しかけると、突然別の場所に移動、そしておなじみの戦闘BGMが流れ始めます。
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この空間は何もないように見えて左右には壁があり、またスタート地点の石より後方には移動できません。つまり、ただ前進あるのみ!

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しばらくすると「怪物」が襲ってきます。
これには一切の攻撃は効かず、仮に倒せたとしても真の意味で倒す事はできません。
金切り声でサブローを金縛りにし、あるいはただ見つめ、時折恐ろしい二連続攻撃を仕掛けてきます。
とにかく逃げる!逃げるしかない!

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ただしこの怪物は素早さも高く、そうすいすい逃げられるわけでもありません。
そして逃げても、2、3歩前進すれば、またこの怪物は襲ってきます。

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じわじわと緊張感の高まるBGMの中、それでもひたすら逃げて、前へ、逃げて、前へ、逃げて、逃げて、逃げて、とにかく何も考えず、ただ逃げるべし!


<逃走の果て> BGM:なし
気が遠くなるほどの果てしない逃走を繰り返し前進を続けると、突然サブローの様子が変わります。
(ここから先は解説文なしで、画像と台詞のみご覧ください)

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<エンディング> BGM:なし
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BGM:「syun.mid」(奥山キイチ氏 http://kiiiichi.sakura.ne.jp/midi.html

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



<余談>
ちなみに最後のこの作者名は昔使ってたHNで、今は同じHN使う人がいることもあって全然違う名前を名乗ってます。(ツイッターアカウントの最後の「RST」はこれの名残りです)


<余談2>
ちなみに途中の画像で紹介した白の世界の「花畑」は、よく見ると巨大な「怪物」の姿になっています。
(そして主人公の「残骸」の位置はちょうど目玉の部分に相当)


<作品使用BGMまとめ>
最後の最後に、この作品で使わせていただいたBGMを改めてまとめてご紹介します。
各BGM素材は昔正式名称を見た事があった気がするのですが、
今となってはそのページが残っていないと思われるため、データファイルの名前でご紹介します。
いずれも思い入れのある曲です。是非URLから辿って聴いてみてください。

■ワイヤー・パンサー氏の曲 http://faust.goemonburo.com/(各曲の場所:「制作物」→「素材パック」)
・memory.mid
・Lastroad.mid
氏のゲームでも使われていた曲。
とにかく「暗い」「とにかく単調で途中で盛り上がったりしない」BGMを探していて、イメージにぴったりだったのがこの2曲でした。
「memory.mid」はとにかく鬱鬱とした単調で暗い曲なのが暗黒街のイメージにぴったりであり、また
「Lastroad.mid」は同じ「暗さ」でも「悲しさ」より「怖さ」を持っているのがラストダンジョンにふさわしいと感じ、使わせていただきました。


■奥山キイチ氏の曲 http://kiiiichi.sakura.ne.jp/midi.html(各曲の場所:「Midiなど古いもの」)
奥山キイチ氏は有名なツクールRPG「夜明けの口笛吹き」作者の方。
氏のBGMはどの曲も禿げあがるほどクオリティが高く、単純に使いたかった、ということと、
およそ「わかりやすい」盛り上がり方をしない、どこか淡々とした持ち味が魅力で、
製作の上でも非常にモチベーションになりました。
以下、曲についてのコメントです。

・sansaku.mid
まさに晴れた日の森を「散策」しているような曲。なんですが、
どこか非現実的な幻想的な響きがあり、中華的?でもあり、
一言で「楽しい曲」「明るい曲」とは言えない不思議さがとても気に入っています。
まさにこのゲームの最初のフィールドにぴったりだと感じ、
「緑の草原」で使用させていただきました。

・star.mid
果てしなく広がる宇宙の冒険!といったSFファンタジーな感じの曲です。
フヨヨヨ〜と終始揺らめく不思議な音、遠くまで星の広がりを感じさせる音、
とにかく宇宙っぽさがつまっておりながら、どことなく「少年っぽさ」をも感じるこの曲、
絶対ゲームに使いたいと思っておりました。
当ゲームでは、「青い小宇宙」や小型UFO搭乗時のBGMとして使用させていただきました。

・syun.mid
「ゆうがた」を感じさせる、どこか気だるい曲。
充実した空虚感とも言うべき雰囲気で、暗いようでもあり、明るいようでもあり…
これも不思議な魅力を感じます。
これは「死」や「赤」といったイメージが、あくまでも暗くならない、そういう効果を期待し、
「紅き黄昏の惑星」及び「エンディング(スタッフロール)」で使用させていただきました。

・abc.mid
とにかくバトルBGM、本作でもバトルBGMとして使わせていただきました。
何度も書きますが、ツクールモバイルではボスと雑魚の戦闘BGMを別々に切り替える事が出来ないため、
戦闘BGMは一曲でボス戦も雑魚戦も使えるものである必要がありました。
今回はゲームの性質上、あまり派手でカッコいいBGMを使いたくなかったのですが、氏の戦闘BGM素材はその需要を見事に満たしてくれるモノばかりで、中でも「明るい」要素が最も少なく、敵がコミカルでもシリアスでも対応できる、そんな曲がこれでした。
曲が進むにつれてどんどんヤバさが高まっていくような曲なので、長期戦になると緊張感が高まる→ボス戦向き、イントロは割と軽い→雑魚向き、という風に、このゲームに使用したい戦闘BGMとして特に完璧だったのです。
余談ですがこのツクールの仕様上、敵に勝利すると必ず決まったファンファーレが流れてBGMがぶつ切りになってしまうのですが、敵から「逃げ」、かつフィールドBGMが戦闘曲と同じ場合のみ同じ曲を戦闘/フィールドでずっと流し続けられる→連戦表現が可能であったことから、ラストの怪物戦はあのようになりました。そして実際に流してみるとシチュエーションのヤバさ、最後のイベント感と見事にマッチしていて、実際この選曲は大正解だったと思います。

これで以上です。読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

昔話はこの記事か次の記事くらいで最後にして、そろそろ新しい事を書こうと思います…
それでは、また次回。
posted by はしもと at 00:43| Comment(0) | RPGツクールモバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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